Windowsでいくつもディレクトリを参照しながら作業するとき、エクスプローラーのウィンドウを何個も開いて作業しているとかなり面倒です。

ChromeやEdgeなどのブラウザのように、複数の参照先をタブのようにいくつも開くことのできる「QTTabBar」を使うとこの面倒な状態を改善して作業を効率化することができます。



エクスプローラーのタブ表示


開いているウィンドウにどのディレクトリであるのかしるしを付けられるわけでもないので、いろいろな資料を飛び回って作業するような時には、該当のウィンドウがどれか一つ一つ開いて確認しなければいけないので、かなり面倒だと思います。

QTTabBar使用前


以下のように「デスクトップ」「ダウンロード」「ドキュメント」「PC」を常時開いておこうと思うと4つのウィンドウを開く必要がありました。

QTTabBar適用後


"QTTabBar"を用いることで以下赤枠のようにExplorer上にタブとしてディレクトリを開くことができます。
ウィンドウを複数開く必要がなく、タブにも名前が表示されるので複数のウィンドウから目的のディレクトリを探す手間が省けます。


QTTabBarインストール手順


ダウンロード


手順1:
以下のサイトから、QTTabBarをダウンロードできます。

▼窓の杜



手順2:
ダウンロードしたファイルを解凍します。


インストール


解凍すると「QTTabBar.exe」というファイルができるので、それを実行します。すると以下のウィンドウが表示されるので、Nextを押して進んでいきます。
特に設定する項目もないので、Installが進行する画面まで進み、Installが終わればcloseを押して終了します。


QTTabBar使い方


上記手順でQTTabBarをインストールしても設定していない状態では特になにも変わらないので、設定を行っていきます。

エクスプローラー右上「▽」のようなマークをクリックし、「表示」タブにある「オプション」をクリックすると設定項目が表示されます。

「QTタブバー」をクリックしてにチェックを入れると以下のように上部にタブが表示されるようになります。

他にも下や左にコマンドバーやタブバーを表示できるので、好みの設定に変更してみてください。

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