仕事の効率化のためWindows環境で使っているフリーソフトをメモとして残しておきます。パソコンを買い替えた時に逐一探すのも面倒なので、ダウンロード先となるリンクも貼っています。
ものは試しで色々とインストールしていますが、頻繁に使用するフリーソフトだけを厳選してまとめました。
【ツール一覧】
PDF表示・編集ツール
PDFのビューワーです。メモなども追加可能できる点でブラウザなどを用いてPDFファイルを表示するより便利です。
PDF-XChange Editor
ライセンス版と無料版がありますが、無料版でも十分使えます。以下のようにテキストでメモを追加したり、矢印や矩形など図形を追加して保存することができます。資料の注目点などにメモを残しておくことができます。
▼ダウンロード
(使用例↓)
エディター
Windowsのメモ帳でもいいですが、なにかしら便利な機能を持つものを1つは入れておきたいです。こだわりが無ければ以下のVSCodeを入れておけば間違いないと思います。
Visual Studio Code
統合開発環境のVisual Studioと名前が似ていますが、ただのエディタです。拡張機能を追加することで、機能を追加することができます。
▼ダウンロード
おすすめの拡張機能一覧は別記事でまとめます。
便利なメモツール
文字だけを扱うエディタとは違い、画像や表なども簡単にメモとして残すことができます。
OneNote
OneNoteはMicrosoft 365サブスクリプションなどに登録していなくてもマイクロソフトアカウントを作成することで無料で使うことができます。EvernoteやNotionなど似たサービスがありますが、私が定着したのはOneNoteです。
▼ダウンロード
以下のようにタブやヒエラルキーに分類することができる点が気に入っています。
画像編集ツール
IrfanView
本サイトに載せる写真などでも簡単なエッジ強調処理を施したりと、頻繁に使用しているツールの一つです。実用的なフィルタ機能などが多数備わっています。▼ダウンロード
簡単なフィルターを掛けたり修正を加える程度であれば、十分な機能を備えています。以下は、写真を撮った時に起きる目が赤く映る状態を取り除くフィルター機能を適用してみた例です。
GIMP
本格的にイラストを描くなどにも使用することができる無料の画像編集・処理ソフトです。▼ダウンロード
逆に機能が多すぎて扱いにくい側面がありますが、使いこなすことができればかなり便利だと思います。本サイトなどの画像加工などでも勉強しながら使用しています。
作図ツール
上記の画像編集ソフトは、ピクセルで表現されるラスター画像の編集に適したものでしたが、以下2つはベクター画像の作図、編集に適したものになります。Visioなどの代替品と考えてもらっていいかもしれません。
ベクター画像ではピクセルを使用しません。数式、直線、曲線(グリッド上に固定された点を使用)で構成されているため、解像度を落とすことなく無限に大きく(または小さく)サイズ変更できます。基本的にベクターはサイズ変更しても画質は落ちません。
Inkscape
ダウンロードすることで使うことのできる画像編集のためのソフトです。こちらもかなり多機能で、専門の書籍が発売されるようなソフトなのですが、無料で使うことができます。▼ダウンロード
機械的な作図用途より、デザイン向きといった印象を勝手に持っています。
draw.io
ダウンロードして、ローカル環境で使用することもできますが、ブラウザ上で使うこともできる画像編集ソフトです。▼ダウンロード
ベクター画像(.svg)形式などで作図したいような場合用います。手軽に使いやすく多用しています。
圧縮解凍ツール
Windowsでデフォルトで扱うことのできない形式にも対応した、圧縮・解凍ソフトです。
定番とされる以下2つを入れておけば、現状困ることはありません。
7-Zip
▼ダウンロードLhaplus
▼ダウンロード比較・Mergeツール
テキストや、Excelファイルなど差分を抽出するためのソフトです。
WinMerge
Excelについても差分を抽出してくれる点が、diffコマンドと比較しても優れており重宝しています。実際に使用したことはないですが、画像やバイナリにも使えるようですので使用の幅は広そうです。▼ダウンロード
ファイル・ディレクトリ検索ツール
Windowsのエクスプローラーの激重検索機能はほぼ使い物にならないので、以下のファイルおよびフォルダ検索アプリを用いています。
Everything
FTPやCifsを介してアクセス可能なファイルやフォルダについても、Pathを設定することで検索対象に含めることができるので便利です。▼ダウンロード
文字を入力することで、リアルタイムに条件に一致するファイルを探索してくれます。以下のようにファイルの種類などでも絞り込むことが可能です。
SSH・RDPクライアント
リモートの開発環境との通信や、シリアル通信を行うためのターミナルエミュレータです。
TeraTerm
定番のシンプルで軽量なターミナルですので、とりあえず入れておけばいいと思います。設定することで、x-Windowなどにも対応可能で、UARTなどのシリアル通信にも対応できます。
▼ダウンロード
MobaXterm
TeraTermと違い便利な点は、デフォルトでXサーバーがついているので、Xサーバーを別途立ち上げることをしなくてもXアプリが起動する点です。GUI環境が開発に必須というような方は重宝します。その他にも豊富な機能をデフォルトで内蔵しているので、TeraTermなどの最小構成をカスタマイズで拡張していくのが面倒な私のような方であれば、こちらも入れておくと良いと思います。
▼ダウンロード
FTPクライアント
FTP・SFTPなどファイル転送プロトコルを介してリモート環境からファイルを転送するためのツールです。以下2つのアプリに関してはどちらも同じように使用しているので、自分の手になじむものを選べばよいです。
WinSCP
▼ダウンロードFileZilla
▼ダウンロードクリップボード履歴管理
クリップボードの管理をするアプリで、コピー、貼り付け作業の効率化が可能です。
CLCL(クルクル)
クリップボードの履歴を複数管理することができます。テキストだけでなく、画像なども履歴管理の対象です。▼ダウンロード
Windows10にもクリップボードの履歴管理機能がありますが、個人的にはこちらの方が好みです。
エクスプローラー拡張
Windowsエクスプローラーで欲しい機能の拡張のためのアプリを以下に挙げます。
QTTabBar
下の画像のように、既存のエクスプローラーにタブ機能などを追加することが可能です。▼ダウンロード
Tablacus Explorer
QTTabBarよりカスタマイズ性の高いタブ型のファイラー(エクスプローラー)です。個人的に、Tab化さえできれば十分なので、QTTabBarを採用していますが、一応乗り換える可能性もあるためおいておきます。
▼ダウンロード
下のようにアドオンを入れることで、カスタマイズ可能です。
バージョン管理(VCS)
GITやSVNといったバージョン管理ツールをWindows上で使用するためのアプリケーションです。
Git for Windows
▼ダウンロードTortoiseSVN
▼ダウンロードGifの保存編集
ScreenToGif
スクリーンショットを取るようにGifの保存や編集をすることができるアプリケーションです。▼ダウンロード
Windowの最前面固定
特定のウィンドウを常に最前面に表示するように固定することができるアプリケーションです。
Microsoft PowerToys
オンライン会議などで発表する際、特定のウィンドウは常に最前面に表示して、説明したい場合が多いので、ショートカット一発でウィンドウを固定してくれるのですごく便利です。▼ダウンロード
その他:
- MinGW
- Python
- WSL