コロナ化の自粛期間で暇を持て余し唐突に植物が育てたい衝動に駆られ、桃(あかつき)を育て始めたので記録
2020年08月上旬
夏真っ盛りのこの時期に何を育てようかなと考えていた折に、八百屋で桃を見かけたので、これを育ててみることに(^^)/
折角何か育てるのなら種から発芽させるところから育てた方が愛着が湧くなぁと考えていたので楽しそうですし、
なにより鑑賞、栽培目的でホームセンターに売られている苗や種を買うより、食べることもできて種も手に入ってお得じゃん!というみみっちい理由でもあります(^^;
野菜のような1年から数年で植物としての1サイクルが終わるようなものではなく、何年も成長を見守っていけるものにしたかったのもあり、
季節ごとの移ろいを感じられる日本庭園のように、育てていく過程でも目に見える変化が大きければ大きいほど良いと思い、春先に花を咲かせて、実なんてなれば楽しいかなも思って桃に決めました!
- 草ではなく樹木(OK)
- 花を咲かせる(OK)
- 実がなる(OK)
桃のあかつきは品種登録データに無さそうでしたし、なにより個人で家庭菜園で育てるには全く問題なさそうですね、杞憂でした(^^;
種の記録をすっかり忘れていたのですが、果肉部分についてはおいしくいただき、こんな↓感じで、桃の中からクルミと梅干の種の中間くらいの種を取り出して残しておきました。
「あかつき」という桃の品種について調べていて知ったのですが、この種を植えて育った木から収穫できる桃はどうやらあかつきでは無いみたいです。
詳しいことは分かりませんが「白桃」と「白鳳」という品種を掛け合わせて作られた品種で、種子からできる桃はこのどちらかの性質に偏ったようなものとなるようです。(たいていの場合はおいしい桃ができることは期待できないみたい)
最終的には小さい盆栽のような形を目指して鉢植えで鑑賞目的で育てるので、花さえ咲いてくれればこの際気にしません(^^)/
ひとまず、近くのホームセンターに行って鉢と土を買ってきました。早速植えようと思ったのですが、桃の植え付け時期を調べると、2月~3月が適した時期らしいです。このとき8月なので半年後、、
冬の寒さを超えた後に発芽するといった性質みたいなので、何か育てたい欲を残したまま2月くらいまで待機です( 一一)
その間に、種の植え付け準備などしておきます。
- 種を殻から取り出す
- 種を乾燥させないようにしたうえで冷蔵庫で保管
1つ目は殻割りの付いたキッチンバサミで比較的簡単に取り出せましたが、2つ目に取り掛かったとき、どんなに力を込めても2つ目の種は殻が硬くて取れなかったので、諦めました(^^;
そして、乾燥させると良くないとのことで種を冷蔵庫の中に湿らせたキッチンペーパーで包んでジップロックに入れて冷蔵庫で保管しておきました。
これで半年待機です。気が長い( 一一)
2021年2月上旬~下旬
まだまだ寒さの残る2月上旬、まだ少し早いかなとも思いつつ、いよいよ待ちきれなくなったので、種を植え付けました。
なんとなく想像はしていましたが、濡らしたキッチンペーパーに包んで放置していた種に若干カビが生えていました( 一一)
殻の付いているものは相変わらず割ることができなかったので、そのまま、殻割って取り出していたものと合わせて1つの鉢に2つ植えてみました。
土が乾いたら水をやるを繰り返しながら約2週間、片方が発芽しました!
そこから10日ほどで双葉以外の葉もなんとなく立派に植物してきた感じです。2つ植えたうちのもう一方はまだ顔すら出していません。
2021年3月上旬
それからまた3日ほどたち、若い黄緑色から、深みのある緑に色が変わってきました。
そろそろ、片方の芽が出ていないのも時期にずれがありすぎますし、殻付きのものと、殻から出したものの結局どちらから発芽したかも気になったので、位置決めのための植え替えも兼ねてもう一方の発芽していない種を取り出してみます。
どうやら殻から取り出していた種子が発芽していなかったようです。ということは、殻に入っていたものは元気に殻を破って発芽してくれたということですね(^^)
ネットで情報を調べていても、種を殻から取り出さなくても、殻つきのまま砂とこすり合わせて傷を付けるだけでいいみたいなことをベテラン桃農家のような方が言っていたので、殻から取り出すまではしなくても良かったのかもしれません。
今思うと、保存期間はむしろ殻つきのままの方が良かったのかもしれませんね、、
無事発芽してくれたものを鉢の中心に植えなおしました。これから大きくしていきます(^^)/
今回はここまで、ありがとうございました。
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